暴力団組員などの数、検挙人数が揃って過去最少 「親分の運転手やりたくない」若い人が雑用嫌って暴力団に所属しない傾向も

去年1年間に全国の警察が検挙した暴力団組員などの数が、初めて1万人を割り込み、過去最少になったことが警察庁のまとめで分かりました。

警察庁によりますと、去年1年間に全国の警察が検挙した暴力団組員などの数は9903人で、前の年よりおよそ1800人減少し初めて1万人を割り込み、過去最年代別でみると、最も多いのは50代の30.8%で、20代が最も少ない5.4%でした。

警察庁は、暴力団組員などが減り続けている背景には、▼警察による取締りの強化や地域や企業による暴排活動に加えて、
▼これまで組員になっていたような若い人が、幹部の運転手をしたり、
暴力団事務所で雑用したりするいわゆる「雑巾がけ」を嫌い、組織への所属を敬遠していることなどがあると分析しています。少となりました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f5d8ec33fbbfbed3f464ab415c38bfab83304175