「私はどうしても謝罪させたいんです」争点は『逸失利益』…聴覚障がい女児の死亡事故
2/27(月) 12:10配信

 聴覚障がいのある女の子が重機にはねられて死亡し、両親が運転手らに損害賠償を求めている裁判の判決が2月27日午後に言い渡されます。障がいのある女の子が将来得られるはずだった収入をどのように算出するかが争点となっています。

 2018年2月、大阪市生野区で歩道に重機が突っ込み、聴覚支援学校の児童・井出安優香さん(当時11)が亡くなりました。



 両親は重機を運転していた男らに約6100万円の損害賠償を求めていて、裁判では「井出さんが将来得られるはずだった収入(=逸失利益)」が障がいを理由に減額されるかどうかが争点とされ、被告側は「聴覚障がい者の平均賃金(全労働者平均賃金の60%)」で算出すべきと主張しています。



 (安優香さんの母 井出さつ美さん)

 「あんな差別的なことを言われて、私はどうしても謝罪させたいんです」



 判決は2月27日午後、大阪地裁で言い渡されます。

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