米国のニューヨーク市立大学(CUNY)で行われた研究では、
時間を操作することで光子を正面衝突させることに成功しました。

質量をもたない光子(電磁波)は通常ならば
衝突せずお互いに通り抜けてしまいます。

しかし新たな研究では時間的界面を人工的に生成する時間反射技術が使われており、
時間反射した光子を別の光子と正面衝突させて、
くっつけたり反発して逆方向に弾き飛ばすことにも成功しました。

反射とは運動する物体が壁などに当たり、持っている運動量を逆向きに変換されることで起こります。

この現象はテニスボールやサッカーボールだけでなく、質量を持たない光子(電磁波)や空気の振動である音波でも起こります。

たとえば壁に向かって「あいうえお(AIUEO)」と叫ぶと、それぞれの音は向こうの壁に順番に反射し、私たちの元に同じ順に「あいうえお(AIUEO)」と帰ってきます。

やまびこや、洞窟で声が反響するなどの現象は当然全て音の反射によって起きています。

時間かかる反射とは
波を時間的に反転させることであり、
たとえば音波に対して時間反射が起きると「あいうえお(AIUEO)」と発した声の「過去と未来」が逆転し、
帰ってくるヤマビコは「おえういあ(OEUIA)」と聞こえるようになってしまいます。

https://nazology.net/archives/133809