0001風吹けば名無し垢版 | 大砲2023/07/21(金) 17:38:29.90ID:k8QNDRBY0 炎天下、 夏の昼下がり 未熟な果実が 落果して 何の気なしに 踏み潰す それが反響し 淡い記憶は やけに静かな畦の道 小川の木陰に腰掛けて 水の流れを見ていたら キラキラとした 思い出は 反映した 鏡花水月 熟れた果実は 落果して それを横目に空を見た 鱗雲、剥がれて滲む傷口に 心が痛む 家路にて