夜の路傍 月が私を睨む 街灯が並ぶ 進めと並ぶ
追い風 木々がざわめく 道外れ 上を見上げれば
深い紺の空 枝分かれは 木の実のなる 影絵の様
ぼうっとそれを見ていたら 私の影が薄れていく
私は私の影になりたいと そう思った。