イングランド南西部に住む66歳のウォレス・リーさんは、5年ほど前から耳がほぼ聴こえなくなった。日常生活に不便を来しており、半ば諦め気味だったようだ。

リーさんは以前ラグビーを熱心にプレーしており、その影響で聴覚がダメージを受けたと考えていた。また、海軍でエンジンを扱う仕事柄、激しい騒音に日常的にさらされた期間があり、聴力が衰えるのも自然なことだと受け止めていたという。

しかし、原因は意外なところにあった。以前買ったワイヤレスイヤホンが5年間も耳のなかに詰まったままの状態となり、それが聴こえを妨げていたのだ。