WBC日本代表の米国行きを懸けた一戦に日本中の注目が集まった夜。
ペイペイドームに足を運んだ熱心なタカ党が目撃したのは、凡打の山だった。
元気のない打線はこの日もわずか5安打で1得点。「打線がちょっと覇気が足りない。
淡泊になっているかな」。ここ4試合の得点は「0、0、1、1」で、オープン戦とはいえ4連敗に、藤本監督の顔も険しい。

開幕までは残り約2週間。3年ぶりV奪回を狙うシーズンの幕開けに向け、そろそろ状態を上げておきたい状況だ。
ただ現状は、11日の西武戦の7回から39イニング連続適時打なし。
「オープン戦で良かったということですね。明日(17日)から本番モードでやらしてもらいます」。
極限の緊張感の下、東京ドームを熱狂させた侍ジャパンとは対照的に、
指揮官はまだ「本番」でないと強調するしかなかった。

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