「ガイジ」は本来死語でした。
とはいえ、一般的な死語と違い流行ではなく成長によって捨てられる単語です。

かろうじて中学生までで、大人になってまで言うのはごく少数でした。筆者の記憶でも最後に聞いたのは中学2年の時でした。

雲行きが変わったのが2011年、Twitter内での「ガイジかな、あれ」から始まる書き込みでした。
単なる1ツイートなら流されて終わりでしたが、折悪しくも2ちゃんねる(現5ちゃんねる)の「なんでも実況ジュピター板(通称なんJ)」に見つかってしまいます。


現在のネットではいい大人も気軽に言うようになり、全国区で世代を問わずカジュアルに使われています。
死語だったのが、高い汎用性を持った共通語として蘇りました。

https://shohgaisha.com/column/grown_up_detail?id=1232