ワイ「なんて、な…」
ワイ「…誰かーいないのかー?」

22XX年、東京。かつて栄華を誇った文明の影は最早そこにはなかった。積み上がったコンクリートの瓦礫、むき出しの鉄骨、そんな景色が向こう10kmまで見渡せる。土壌が汚染され、植物も生えない大地。生き物の姿はない。余りにも、寂しい風景だった。