ワイ「AT車運転してるやつ見ると笑っちまうよ」
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ワイ「なんて、な…」
ワイ「…誰かーいないのかー?」
22XX年、東京。かつて栄華を誇った文明の影は最早そこにはなかった。積み上がったコンクリートの瓦礫、むき出しの鉄骨、そんな景色が向こう10kmまで見渡せる。土壌が汚染され、植物も生えない大地。生き物の姿はない。余りにも、寂しい風景だった。 ワイ「くっ…」
2022年夏、治験という名目で集められた自分たちは地下シェルター内でそれぞれポッドに入れられた。睡眠薬が注射され、ポッドが謎の液体で満たされる。眠り際に聞こえた「すぐに目覚めるよ」という医者の言葉は、しかし嘘だった。 生き残ったのは、自分一人だったようだ。件の実験の詳細は分からなかったが、断片的に集めた情報から推測するに、あの後大きな戦争があったらしい。東京は焼け野原になり、自分たちは眠りから覚めることなく地下に放置された。その後約200年の月日が経ち、ポッドが薬物の供給を維持できなくなってきた頃、自分は意識を取り戻したのだ。周りには誰もいなかった。バラバラに砕けたポッドの残骸が、他の被験者達の末路を物語っていた。 ワイ「誰か…誰か返事をしてくれ…」
少ない水を求めて各地を彷徨う生活。そんな日々が始まりそろそろ2年が過ぎようとしている。肉体も精神も、限界を迎えようとしていた。
ブロロロロ… 幻聴かと思った。もう聞くことはないと思っていたエンジンの音。発しているのは後方からだった。
ワイ「はは、とうとう幻聴まで聞こえてきやがった…」
ブゥゥゥゥーン ワイ「違う!?本物だ!誰か、誰かいるのか!?」
後方に目を凝らすも、疲れで目が霞んでよく見えない。それでも目を凝らす。バイクらしきシルエットから、誰かが降りようとしている。
??「お兄さん、あなたも"生き残り"?」
声が遠くから聞こえる。音がぼやけて内容はよく分からない。まだ敵か味方かも分からない。
分かるのは、この世界に自分以外の誰かがいたという事実だけ。しかしそれで充分だった。
ワイ「ハハ…ハハハハ…!アハハハハ!!!」
喉が痛い。脇腹が痛い。
倒れそうなほど疲れている。
だけど笑いが止まらない。
こんなに笑ったのは、何年ぶりだろう… 需要ないのに書き続けるのってガチで友達いなさそうで気持ち悪い >>6
コピペ貼るだけのゴミ
お前需要無いからスレ立てんな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています