0001風吹けば名無し
2022/09/02(金) 16:24:56.30ID:NkaWzLNS0パキスタンの回復力の低さ、そして繰り返し災害援助が必要になるのは、単なる脆弱な統治の問題だけでなく、過去から続く不正の問題だとの指摘もある。汚染する側の裕福な国々が、貧しい発展途上国が気候変動に対処するのを支援する義務について長年議論されているが、これが国際的な気候変動交渉における障害となっている。
パキスタンのような国々は、パキスタンを植民地化したアメリカやイギリスのような裕福な国に比べて、工業化がはるかに遅れている。
その結果、こうした国々は、長い間、世界を温暖化させている温室効果ガスのごく一部しか排出していないにもかかわらず、甚大な被害を受け、さらには現在の汚染を制限するために近代化のための高額な費用を支払うことを求められている。
「洪水に関するいかなる救済も『援助』としてではなく、過去数世紀にわたって蓄積された不正に対する賠償としてとらえられるべきである」と述べている。