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ひろゆき「うへへ……おいらが痴漢……。」
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0001風吹けば名無し
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2022/07/31(日) 05:13:14.77ID:26Y18gm10
それは、彼が日本に帰国しているときに起こった。
山手線にいつもの黄色いパーカーとジーンズを履いて乗車したひろゆきは、貴文と待ち合わせている銀座に向かう。
その電車内で、彼は自身の尻に違和感を覚えた。

「(う……、なんかケツにもの当たってる?)」

当然、ひろゆきは男であるので、まさかこれが痴漢であるとは思いもしなかった。
だが、執拗に菊門にせまり、指四本を束ねたほどの大きさをした“モノ”が生物的な動きをして――そして、なによりも後ろで息遣いを荒くしながら臭い呼気を吐き出す男によって、ひろゆきの予想も見事に打ち砕かれることとなる。

「あ、あの……なんだろう、もうすこし離れていただいてもいいですか?」

いつのまにか菊門のすぐ侵入できるような位置に指がある。それが彼の性感帯を掻き乱し、不覚にも快感を感じてしまったひろゆきは堪らず小声でその男に呼びかける。

「はぁはぁ……本物のひろゆきだ……」
0002風吹けば名無し
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2022/07/31(日) 05:14:17.14ID:KoSH3VnS0
構わん続けたまえ
0003風吹けば名無し
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2022/07/31(日) 05:15:22.07ID:26Y18gm10
しかし、その言葉が受け入れられることはなく、寧ろその男は性器を押し付けてみた。
無論、それはズボンにパンツを押し退けてのことである。周囲には誰もいない。おそらく、男のみてくれの凶暴さに皆恐れ慄いたのだろう。

「ん……あぅ――」

男の完全に勃起した性器は、同じ男であるひろゆきすら感じさせてしまうほどの傑物であった。
だめだ、このままじゃ本当に堕とされちゃう――ひろゆきの思いも虚しく、彼の菊門には軽く十ml、一般人の七から八倍近い量の精子が流し込まれていた

「うへ……これら、らめぇぇぇ――。
気持ち良すぎる――って思ってしまった自分におどろきゅうんですけりょね……」
0005風吹けば名無し
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2022/07/31(日) 05:22:05.77ID:26Y18gm10
「ひろゆきのクソド淫乱アナル、たっぷり堪能できて満足だぜ……」

男は満足そうな顔をして電車を降りる。

「へへ……落ち込むのってコスパ悪いと思うんすよね……。
だからさっさと下着はいてージーンズ履いて――。」

口ではこういう彼も、頭の中ではもう当分動くことはできなくなるだろうということは分かっていた。
今は僅かに残った気概を必死で振り絞って行動している。電車を降りて、急用ができたからと貴文との約束を急遽破って、都内某所に向かった。
0006風吹けば名無し
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2022/07/31(日) 05:24:44.89ID:KoSH3VnS0
ほほう
0008風吹けば名無し
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2022/07/31(日) 05:30:02.86ID:26Y18gm10
「うへへ、懐かしいな……必至に日本で働いてたころは、よくここで英気を養ってたな……。」

草木がしげり、夏の乾燥した風がより一層鬱陶しく感じるような場に、ひろゆきただ一人が佇んでいた。
草木が繁っている、といっても、それはあくまでビルの屋上の緑化の結果であるのだが、管理を怠った屋上はまるでジャングルの奥地であるかのような雰囲気を醸し出していた。

「うへへ……オイラが痴漢……。」

ひろゆきの中では、まだあの男のことを鮮明に覚えていた。
――荒い鼻息、巧みで快楽の奴隷をいとも容易く生み出すような手解きに、あの巨根から出る濃厚で、そして多量の精子は、かれの心を完全に虜にしていたのだった。
0009風吹けば名無し
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2022/07/31(日) 05:38:21.62ID:26Y18gm10
「ひろゆき。
お前、何かあったんだろ、」

気づけば彼の背後には、予定をキャンセルしたはずの貴文が立っていた。

「……どうして分かったのって、そりゃ堀江さんなら知ってますよね、ここのこと」
「俺たちも、年をとってからここに来ることはなくなったな」
「それは僕らが成長したからって訳ではないと思うんです。
幼稚化なんですよ、お金が沢山あって、昔ほど悩みとか、あと一回の仕事の労力が下がって対価が上がってーで、こんなところにわざわざ来る理由なんて無くなっちゃったんですよ。
僕はそもそもパリに住んでるんですけどね、はい。」

もう、純粋に働けていたあの頃には戻れない。
それと同様に、あの男に犯されたひろゆきも、一生その前にも戻れない。
二つの処女を消失したようなモノだ。
若者特有の気概と、性に対する向き合い方と。
0010風吹けば名無し
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2022/07/31(日) 05:46:55.77ID:26Y18gm10
「堀江さん、なんだろう、抱いてもらっても……いいすか……?」
「……理由(わけ)は聞かないけど、ストレス溜まってんならそういうヤケクソみたいな――」
「僕は!」
「……、」
「僕は! 堀江さんと愛を分かち合いたいんです! 互いに理解を深めたいんです!」
「わ、わーた。
分かったよ、もう……ひろゆきがそこまでいうなら」
「僕の妻っていうか嫁っていうか彼女には内密ですよ?」
「分かってるよ!」

――あの痴漢男のそれとは比べものにならないほど、貴文の筆下ろしは優しく、且つ情動に満ちたものだった。
こころがあった。この有機的な空間での、理想的な愛の形であった。
先の無機的な電車という空間におけるプラトニックな愛とは対照的で、今度は情動という点を押さえてくる。
ひろゆきは貴文への狂気的な依存の表現やある種の呪詛も込めて、最後に接吻を交わした。
0011風吹けば名無し
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2022/07/31(日) 05:53:43.11ID:0zLSS0ixp
なんでこういうのに限って文才あるんだよ
0012風吹けば名無し
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2022/07/31(日) 05:55:55.74ID:Plq//R3O0
pixivとかに投稿したらいいじゃん
腐女子に人気でるよ
0013風吹けば名無し
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2022/07/31(日) 05:57:44.65ID:4/8y0hny0
いいね
こういうのどんどん書いて発表して欲しい
0014風吹けば名無し
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2022/07/31(日) 06:04:10.87ID:dihrNEB2a
>>10
プラトニックの意味間違って使ってない?
表現だと言われればそれまでだけど、しっくりこなさすぎ
おれの知ってるプラトニック以外の意味があるとか???
とにかく違和感しかない
0015風吹けば名無し
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2022/07/31(日) 06:09:18.23ID:G6A5vANB0
>>14
お前さん空気読めないって言われない?
言われないならないで裏で言われとるで
0016風吹けば名無し
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2022/07/31(日) 06:13:45.76ID:D92T5SKz0
これ全部読んだ人全員バカです
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