0001風吹けば名無し
2022/07/30(土) 18:09:29.75ID:95AQid500システム稼働は2016年7月、総開発費用は約12億3400万円を見込んでいた。
ところが開発は見通しを大きく外れ頓挫する。
2016年3月に始めたシステム結合テスト(SIT)では進捗率50%の段階で770件の欠陥が見つかった。
これは開発規模から予想される標準的な欠陥発生数である467件を大きく上回る。
日本IBMは2017年5月29日、画面などのカスタム開発を全廃するとともに、
2年4カ月と21億5000万円の追加費用を要する開発を提案した。
しかし販売管理システムで目指す業務革新ポイント18項目のうち15項目を部分的にまたは全く実施できない内容だった。
しかも既存システムとのデータ連携も技術的な実現可能性を欠いていただけでなく、既存システムで使用していたホストコンピューターを継続利用する必要があるなど、
文化シヤッターとして受け入れがたい提案だった。
日本IBM役員から開発状況の説明を受けた文化シヤッター役員からは「ほとんどの今までの作業はムダだった?」
「ここまで作って動作しないから、チャラにしたいはあり得ない」といった悲痛な訴えがあったという。