観光列車の新設計画は、いまのところない。今私が考えているのは、「指宿のたまて箱」や「あそぼーい!」「A列車で行こう」などの観光列車が運行開始から10~15年と経ってくる中で、観光列車のあり方をどうするか。
「指宿のたまて箱」は新幹線開業の頃は平均乗車率が90%近くあって、予約が取れない状況だった。でも最近は、コロナ前でも乗車率が落ちてきている。
観光列車をハード、ソフトの両面からどうしていくべきかを考える時期ではないかと考えている。

--観光列車のデザインを手掛ける水戸岡鋭治さんは、「ななつ星in九州」のリニューアルが最後の仕事だと発言しています。