児童は昨年9月下旬から、稚魚10匹を育て始めた。校内の普段使われていない教室に水槽を二つ置き、5匹ずつに分けると、授業の合間に交代しながら餌を与え、水槽を掃除した。当初3センチ程度だったヒラメはすくすくと育ち、最大で20センチほどまでに成長した。

 毎日のように世話をしながら、観察日記をつけるうちに、児童たちはヒラメに愛着がわいてきたという。