好きだったギャグ漫画が女キャラばかりになってつまらなくなった話
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要は当人だけで絡むと、排他的に見えてしまうから外部視点のキャラが必要なんだよな。
ブリーフおっさんは外部視点のキャラでもあったかな。 割とブリーフおっさんは万能だったのに、出さなくなったの惜しい。
ブリーフおっさんは、ニッチになり過ぎないためにも重要だったわけで… 主要5キャラの関係性に女キャラ3人衆+砂丹が割り込んで、引き離されてしまったのは痛感。 久米田がマガジンで新連載と聞いた時は、中期改蔵の再来を期待したけど末期改蔵の劣化でした。 絶望の女キャラは、薄っぺらいアルミを更に薄くした印象。 既存キャラを崩壊させたり女キャラを意味なく増やしたりってこち亀と同じじゃん。 アルミと砂丹は1発キャラで終わっとけば良かった。
しえはたまに出てくる同級生Aで終わらせとけば良かった。
神崎はたまに出てくる羽美の被害者で終わっとけば良かった。 末期は、改蔵が女たらし化していたのも好きになれなかった。
中期までに積み上げたものを、自らぶち壊していたわけで… 2000年代ヲタク文化ホント異常だったよな。
今なら、女キャラへの批判意見も受け入れられたとは思うし
そもそも、作品自体があそこまで萌えに蝕まれることもなかったろ。 ブリーフおっさんという発明をみすみす潰してしまったわけで…
女キャラよりブリーフおっさんが見たい層もいるわけで… 16Pで女キャラ3人衆まで出さなけりゃいけなくなったから、ブリーフおっさんが出る余地がますます減ってしまった。 自分探しで羽美が北海道に行く回も、ちょっといい話ではあったよな。
たまにいい話をやるのも、週刊少年誌のギャグ漫画らしい陽の要素ではあったかな。 夏休みの友の回は、地丹のいい話かと思いきや羽美で落とすのが秀逸。
16Pで起承転結を上手く纏めた傑作エピソード。 絶望も好きになろうとしたし、開始が楽しみではあった。 絶望初期、関内マリア太郎という名が出ながら
結局女でげんなりした記憶。 海外展開の回も傑作エピソードだったかな。
カートゥーン地丹が秀逸。 SSCは奥にしまってあるから出せないけど、◯◯回とすぐに出てくるあたり
全盛期はホントに好きだったわけで…
だからこそ女キャラに蝕まれるのが許せなかった。 改蔵不在期だと、ダメフラージュ回なんか好きだったかな。 サンデーは立ち読みで済ませ、所謂単行本派だったけど最終回のサンデーはちゃんと買ったからね 。
表紙が上戸彩だっけ。
劣化したと言いながらも、やはり終了は寂しかったわけで… ギャグ漫画として考えるなら
女キャラよりブリーフおっさんを支持するのがマジョリティではないの? こち亀の女キャラ量産に対して、赤松への皮肉とかそういうギャグと言い張る連中はいないわけで… 少なくとも俺は、改蔵末期→絶望の女キャラッシュに対しては
萌えに魂を売り渡し、散々嘲笑した赤松と同類化しておきながら
都合が悪くなるとギャグ漫画面したり、メタ化とか、そういうギャグとして言い逃れるように感じてしまったわけで… 萌え化前だと、数週に亘って地丹がイライラする大きさになったのも週刊少年誌のギャグ漫画らしい陽の要素かな。 単なる劣化なら仕方がないとは思うし
ある意味では週刊少年誌のギャグ漫画らしいバトル化なら、それはそれでネタにしていたとは思う。
萌え化、というのが、なんか、こう、やるせなくて…
萌え化自体もだけど、批判しにくい風潮だった2000年代ヲタク文化とか色々と… 作風はどうあれ、週刊少年誌のギャグ漫画って一応は健全な存在で、100%ギャグ漫画として読んでいる方が肩身狭くなって、萌えや腐女子に乗っ取られて…
当時中学生ながらに何が正義で何が悪か、わからなくはなってきたのは事実。 面白とエロは正反対だという認識から、尚更改蔵の萌え化を嫌悪していて。
というか改蔵の萌え化を経て、そういう認識が強まった気はする。
面白が萌え・エロに侵食される恐怖って、なかなかない経験でしょ? 改蔵に限らず、ギャグ漫画でまともな部分とおかしい部分のバランスが絶妙だったキャラが
やがて単なる非常識になるのは苦手。
他だと、ジャガーのハマーとか…
こち亀の特殊刑事課も、変人揃いだが有能という触れ込みだったのが
やがて単なる変人かつ無能と化してしまった。 こち亀とは違い、女キャラ叩きがマイノリティだったから
肩身が狭く息苦しさを感じてはしまったわけで… ヒロイン固定やったラブコメ漫画がハーレムの一軍争いみたいになったら萎える
ラノベとか大体そうなるんやけど ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています