ことし1月、大分県大分市の住宅で親子が血を流した状態で見つかりその後、死亡した事件で、警察は、この親子がお互いを殺害した疑いが強まったとして2人を23日付けで容疑者死亡のまま書類送検しました。

殺人の疑いで書類送検されたのは、大分市明野高尾の無職・三浦誠二容疑者、当時79歳と大分市南津留の無職・三浦裕大容疑者、当時47歳の親子2人です。
この事件はことし1月1日の未明、三浦誠二容疑者の自宅で2人が血を流して倒れていたのが見つかりその後、死亡したものです。
2人には刃物で傷つけられたとみられる傷があったほか、第3者が侵入した形跡がないことから、警察は親子の間でトラブルがあった可能性があるとみて調べていました。

その後の調べで2人が家の中にあった刃物でお互いの胸を刺して殺害した疑いが強まったとして、23日付けで容疑者死亡のまま書類送検したということです。

https://tosonline.jp/news/20220523/00000008.html