凄腕ロシア兵スナイパー「200m前方に民間人を発見、捕虜として捉えますか?」

上官「必要ない。撃て。」

スナイパー「了解。」

ボッッッッッッ…!

対物ライフルによって巻あがった砂埃が晴れる
スナイパー「о мой Бог…(なんてことだ)」

上官「対物ライフルの弾丸を棒キレで切っただと…装甲車ですら一撃だぞ!?」

スナイパー「棒キレじゃねぇよ…ありゃサムライソードだ…(ニィ」

戦国より黄泉帰った剣聖ワイ「天寿果たして百十数余り、未だ好敵手現れず…」

「────これが最期の国盗り戦よ。」


高鳴る鼓動、「退屈」が終わる…そんな気がした。

…それは彼(スナイパー)も同じであった。