23日午前10時頃、ウトロ漁港を出港した「KAZUI」はカシュニの滝をめぐる3時間のコースで午後1時ごろには、戻ってくるはずでした。

しかし午後1時13分。「船首が浸水している」とKAZUIから救助を求める無線連絡があったのです。  

その5分後には「エンジンが使えない。カシュニの滝のすぐそば、救助頼む」との連絡が。

そして午後2時ごろ、「沈みそうだ、船が30度傾斜している」という最後の通信がありました。

午後3時ごろ、第一管区海上保安本部から乗客名簿に書かれていた
12の携帯電話番号に電話しましたがすべて通じなかったということです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/57bbf72b26ef96a7a839f9118136716be3e98e7e