サイレンススズカ「すぺちゃん、特訓だよ？」スペシャルウィーク「ええええええええ！？」
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～寮～
スペシャルウィーク「も、もうはいりませええええええええええええええええん！！！！！」
サイレンススズカ「まだ４本目だよ？すぺちゃん金時ニンジン好きだったよね？」
スペシャルウィーク「好きでしたけどぉぉぉぉ！！！！うんちのあなに普通ニンジン入れますううううううう！？！？！？！？」
サイレンススズカ「うんち踏ん張る感覚を体に覚え込ませるの」ぎゅにゅううううううううううう
スペシャルウィーク「スズカさあああああああああん！！！！！！もう限界でええええええええええす！！！！」油汗だらだら
サイレンススズカ「なら次はこっちに入れるね」にゅる
スペシャルウィーク「え”！？そこは２人目のお母ちゃんが好きな人ができるまで触るなって！！！！！！」
サイレンススズカ「えい」にゅうううううううううう ～東京、池袋ぼろアパート～
貴彦「はぁ……またスペシャルウィークかよ……」イライラ
貴彦「いくら突っ込んでると思ってんだよ……」ぽちぽち
貴彦「ん……？あれ……？」
貴彦「……」ぽちぽち
貴彦「……このスペシャルウィーク……数値が」 ～ラビットハウス～
チノ「たかひさん……お待たせしました。いつものキリマンジャロです。」こと
貴彦「……」ぽちぽち
チノ「たかひさん？」
貴彦「ん？ああ、チノちゃん、ありがと」ずず
貴彦「……」ぽちぽち
チノ「どうしたんですか？」
貴彦「ウマ娘をちょっと」
チノ「勝てないからつまらなくてやめたって言ってたじゃないですか」
貴彦「育てたい子を引いてさ」
チノ「？」じー
チノ「なんだ……スペシャルウィークじゃないですか……しかもこんなノーマルじゃ話になりませんよ」
貴彦「……」ぽちぽち ～乙女ロード～
貴彦「……」ぽちぽち
七海「ねえ」
貴彦「……」ぽちぽち
七海「あのさぁ、せっかく一緒にホロライブのコラボカフェ来たのに、なんでずっとスマホ見てるの？」
貴彦「あ、ご、ごめん」
七海「貴彦、最近ソシャゲのやりすぎじゃない？なんか心配」
貴彦「あははｗ、ちょっとハマっちゃってｗ」
七海「お金大丈夫なの？貸そうか？」
貴彦「いや、金は平気なんだけど」
七海（ならディズニー連れてけよ鈍感男）じー ～道端～
貴彦「……」ぽちぽち
貴彦「……」ぽちぽち
貴彦「……」
貴彦「……これなら勝負になるかもしれない」
ポップアップ ぽん♪
貴彦「え？」
【注意 このスペシャルウィークは一周しか育成できません】
貴彦「は？」
貴彦「一周？」
貴彦「なんでだよ……」
貴彦「俺が引いたんだぞ！！なんで一周なんだよ！！」自販機どん！！ ～ぼろアパート～
貴彦「ちっ……運営に問い合わせたのに返事が来ねえ！！」イライラ
貴彦「俺のスペシャルウィークが消えるだと！？」頭がしがし
貴彦「……」ぽちぽち ランキングを見る
貴彦「……あ、あいつ、日本一になりやがったんだな」
貴彦「……俺が600万かけても勝てなかったクソなんｊ民」
貴彦「……ナスの余市」 ～４日後～
貴彦「ん？……ディスコードに通知が」
ナスの余市 久しぶりだなたかひ
貴彦「……ナスの余市」
たかひ なんのようだ
ナスの余市 お前さ、こないだホロライブのコラボカフェきてたろ 近くに俺もいたんだよ
たかひ だからなんだよ
ナスの余市 一緒にいた女の子、くそかわいいな 彼女なのか？
たかひ 友達だが
ナスの余市 一目惚れした 俺の女にするわ
貴彦「はぁ！？」ガタッ ナスの余市 今度のウマ娘ホロライブコラボカップで勝負しろ 俺が勝ったら官房長官のパパのちからで俺のものにする
たかひ ふざけんなよ
ナスの余市 ただの友達なんだろ？問題ないよな
たかひ 悪いが譲れない
ナスの余市 理由は？
たかひ お前みたいな無職のゴミにあいつに触られたくねーんだよ。風俗でも行ってろ
ナスの余市 言ったな？勝負しろよてめえ、ただしコラボカップに出場したら育成中のデータはなくなるからな。俺はガチで調整したディープインパクトで行く
貴彦「！？」
ナスの余市 逃げるなよ 貴彦「……俺のスペシャルウィーク」iPhoneSEを握りしめる
貴彦「……失いたくない」
貴彦「……けど」
貴彦「……勝ってくれ……たのむスペシャルウィーク！！」 ～ウマ娘ホロライブコラボカップ当日～
貴彦「……たのむ、頑張ってくれ……スペシャルウィーク」
貴彦「……七海」涙目
宝鐘マリン「マリンはディープインパクトが勝つと思いますねぇ」
兎田ぺこら「そんな当たり前のコメントするなぺこだよ！！」
宝鐘マリン「だってぇ……外れたら恥ずかしいしぃ……」もじもじ
兎田ぺこら「ババアがぶりっ子すんな！！」 第1回ウマ娘ホロライブコラボカップ
今スタートが切られました
サイレンススズカがまずいいスタートを決めてくれました
拍手が起こります
拍手が起こります
続いてトウカイテイオーが行った
そしてグラスワンダーも行った
内からはナリタブライアン
セイウンスカイは行きません
セイウンスカイは行きません
サクラバクシンオー
スーパークリーク
黒い帽子のライスシャワー
前から6，7番手 最内を進んでナイスネイチャ 第1コーナーにカラフルな勝負服が吸い込まれていく
前から7番8番手メジロアルダン調子が良さそう
早くも縦長の展開になって1，2コーナー中間地点
最後方にスペシャルウィーク
最後方になんとスペシャルウィークという 面白い展開になったホロライブコラボカップ
貴彦「……スペシャルウィーク」涙つー 各馬これから向こう正面
ディープインパクトはちょうど中団につけています
先頭は2馬身から3馬身のリード
サイレンススズカ
その後ろからはトウカイテイオーが追走
そして11番のグラスワンダー
さらにはナリタブライアンが前から4番手
セイウンスカイは前から5番手です
その後ろからは12番のサクラバクシンオー魅惑の走り
ナスの余市「ここだ」にや さぁ！！ディープインパクト行った！
さぁ！！ディープインパクト行った！
前半1000メートル62秒2
貴彦「……ぅぅ」
他のウマ娘！ペースが一気に乱れ始めた！！
ん？
あ！なんと！スペシャルウィーク後ろから
雄叫びを上げて全力疾走！！
最後方からはスペシャルウィーク！！
貴彦「え？」 スペシャルウィークが抜く！
スペシャルウィークが抜く！
だがやはり先頭ディープインパクト！
現在日本一のディープインパクトが先頭で！
第4コーナーカーブを迎えています！
ディープインパクト！！圧倒的な走り！！！
だが後ろから死にものぐるいのスペシャルウィーク！！
2頭のマッチレースになるのか！！
スペシャルウィーク頑張る！！
スペシャルウィーク頑張る！！
いや、さすがにこれはもう届かない！！ 貴彦「……くぅぅぅ……七海があんなゴミに取られちまうのか」手ぎゅうう
「たかひさん」
貴彦「え？」
「たかひさん、こんな私のこと、一生懸命に育成してくれてありがとうございました」
貴彦「……スペシャルウィークなのか？」
「みんな、私のことなんて注目してくれなかったから、たかひさんに感謝しているんです。２人目のお母ちゃんの言いつけどおりにしておけばよかったかも」
貴彦「な、なんのこと？」
「Ｃｙｇａｍｅｓにお願いして、いつか会いに行きますね！」
貴彦「……」 スペシャルウィーク「うぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！！！！たかひさんのために！！！！！！！！！」
スキル＜乙女なのにうんこ踏ん張る感覚＞
スペシャルウィークが鬼気迫る表情でスピードを上げたぁ！！！
あんなに必死な走りを見たことが有りません！！ウマ娘プリティーダービーの名がけがれる！！
だけど応援したい！！
できればスペシャルウィークに勝ってほしい！！
だがディープインパクトも早い！！！日本一は伊達じゃない！！
スペシャルウィークが刺すか！！！！
スペシャルウィークが刺すか！！！！
！！！！！！！！！！！！！！！！！ スペシャルウィークが貧乳のさきっちょでゴール！！！！
スペシャルウィークぅーー！！！
スペシャルウィークやりましたぁ！！！
あり得ません！！なんと勝ったのは！！！
スペシャルウィーク！！
スペシャルウィーク！！
貴彦「っしゃああああああああああ！！！！」ガッツポーズ ～次の日～
七海「……」とぼとぼ
黒服「もし、お嬢さん」
七海「え？」
黒服「お坊ちゃんがお話があるそうです」
七海「？」
ナスの余市「……」にや ～夜～
ピンポーン ピンポーン
貴彦「はい」ガチャ
七海「……」
貴彦「どうした？電話くれればいいのに」
七海「……貴彦」
貴彦「え？」
七海「……もしかして、お金持ちとゲームで私のこと賭けてたの？」
貴彦「あ……」
七海「……やっぱりそうなんだ」 貴彦「いや、その、政治家の息子と知り合いなんだけど、そいつが七海に一目惚れしたとかでさ」
七海「……」
貴彦「それで、七海をかけて……ごめん」
七海「……全部聞いたよ」
貴彦「え？」
七海「……その人がディスコードのログ見せてくれた。貴彦、あんたカッコつけすぎでしょｗ」
貴彦「ごめんな」
七海「……今度は他のゲームでも勝負したいって言ってたよ」
貴彦「そっか」
七海「ほら！ドラッグストアでお酒買ってきたから飲もうよ！！」ビニール袋ぱんぱん
貴彦「お、いいな」
七海「今夜はずっと一緒だからね♪」
バタン カチャ
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