睡眠作用のある薬物を使用し、意識が朦朧となった女性に対して性的暴行を繰り返していたとされる都内のクリニック元院長で外科医、竹沢章一被告(43)が逮捕された。
自身の経営するクリニックのスタッフらに対し睡眠薬を摂取させたうえで性交に及ぶという準強制性交等や準強制わいせつ、わいせつ略取などの容疑である。
またその被害は、自身のクリニックのスタッフらだけではなく、患者にまで及んでいた。
麻酔中の女性患者にわいせつな行為をしたとして、警視庁捜査1課は11日、準強制性交の疑いで、東京都中央区勝どき、竹沢章一被告(43)=準強制性交罪などで公判中=を再逮捕した。調べに対し「性欲を抑えることができなかった」と容疑を認めている。

再逮捕容疑は令和3年12月〜昨年3月にかけて、自身が院長を務めていた江戸川区の病院=閉院=の処置室でいずれも20代の女性患者2人に対し、施術の麻酔で意識がない状態で計4回にわたりわいせつな行為をしたとしている。

捜査1課によると、竹沢容疑者は患者や部下に対して同様の犯行を重ねていたとみられ、今回で逮捕は7回目。これまでに押収したスマートフォンやパソコンから今回の事件の様子を撮影した動画が見つかり、捜査を進めていた。
捜査1課は他にも約20人の患者が同様の被害に遭っているとみて余罪を追及している。
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