https://news.yahoo.co.jp/articles/e724ba86ff79c5ec3b449334a7184423bbc5828f

(CNN) 欧州各国で細菌感染症の「オウム病」の症例が
昨年から今年にかけて急増している。世界保健機関(WHO)は5日、
これまでに5人が死亡したと発表した。

オウム病は野鳥やペットの鳥に感染する細菌の
オウム病クラミジアを原因とする疾患。感染した鳥に症状がなくても、
呼吸や糞(ふん)を通じて人に感染することがある。

米疾病対策センターによると、人には鳥の分泌物が
混じった埃(ほこり)を吸い込んだり、鳥にかまれたり、
くちばしと口で接触するなどして感染する。
人から人に感染する可能性はあるものの、極めてまれだという。

感染すると、5〜14日で頭痛、筋肉痛、せき、発熱、悪寒などの症状が表れる。抗生剤で治療でき、人が死に至ることは極めてまれ。