そもそも「違法」じゃん
 パチ.ンコを一言でいうと、結局、「違法なギャンブルをして金を儲けている産業」です。個人がいくら頑張ろうと、店が得するようになっています。

 パチ.ンコは「三店方式」という方法で景品を交換することでお金に換金できるようになっています。グレーな方法で乗り切っているんですよね。法律でも曖昧な解釈で特別に認められています。

 そうやって曖昧な方法で認められているようなものは、僕は違法だと思っています。

 ためしに、パチ.ンコ屋の店員に「換金所はどこですか?」と聞いてください。「詳しくは教えられません……」と言って、はぐらかされます。表立ったギャンブルではなく、コソコソと換金しないといけない場所。それくらいグレーな産業なんですよね。

 ギャンブルの構造と同じですから、頭の悪い人が吸い寄せられて入ると、「自分だけは儲かる」という感覚になり、そこからズルズルとハマっていく。挙げ句の果てにはギャンブルに依存します。そこにギャンブルの中毒性があるからです。

 それに言い訳をして、「純粋に玉が動くのを見ているのが楽しいんだ」と言う人は、じゃあ、ゲームセンターに行けばいいんです。でも、それでは満足できないでしょう。ということは、明らかに違法なギャンブル性があるということです。

頭の悪い人が吸い寄せられるだけ
 ということで、パチ.ンコにお金を使うくらいなら、もっと他のことに時間とお金を注ぎ込みましょうよ。

「暇つぶし」と言う人もいますが、パチ.ンコをしたところで、手首を回して光や映像を見つめるだけ。何も学びが得られません。映画や本であれば、1500円で2時間以上も時間が潰せて、大きな学びも得られます。

 それに、パチ.ンコは頭を使うゲーム性がゼロです。カジノであれば、経験や実力によって勝つ確率が上がっていく要素があるのですが、パチ.ンコにはそれがないんですよね。だから「頭を使いたくないバカ」が吸い寄せられるわけです。

https://diamond.jp/articles/-/289922