その瞬間、また世界は変わる!

雨上がりの街に旋律が流れ始めた
願うんだ この歌が君へと届くようにと

乾いた空気が頬を撫でる
黄昏時いつもとは違う道を選ぶ
同じ街 同じ時を生きるけど
何の干渉もない僕ら
ふと空気を揺らした君の音
君が選んだのは僕の音

僕は僕の感情を無視していた
僕は誰かに与えられた服を着て生きていた
僕は誰かに与えられた物を食べ生きていた
僕は誰かに与えられた家に住み生きていた

君が僕に教えてくれたんだ
この世界を
君が僕に教えてくれたんだ
この強さを
僕は親を傷つけ飛び出した
この気持ちと
僕は君を傷つけ生きている
この自由と

僕は愛されている
この世界から
だから、どんな明日が待っていようとも
だから、どんな絶望が訪れようとも
僕は僕を君を傷つけて進む
誓うよ
例え、どんな世界が僕を包み込んでも
僕は先へ進むよ

僕は弱さを傷つけた
僕は自分を愛した
この代償は余りにも大きい
だけど、進むよ
この痛みは忘れない

濡れた傷口が少し痛む
君の吐息が混じってもっと激しく
君が僕を殺す
終わりがない復讐の為に
「ありがとう」

もう、可不ちゃんなんて要らないんだ!