地下アイドルの推しちゃんにガチ恋中なんやがガチで好きすぎて泣いてるんやが
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「キチガイが立てた! キチガイが立てた!」
少女の歓喜の声がアルプスの山中にこだました。
遠くから眺めていた家庭教師のロッテンマイヤさんもキチガイの傍へと駆けつけた。
「もう一生、ペンを持つことは無理でしょう」
そう医者に宣告されてからというもの、すっかりふさぎこんでしまった1。
そのキチガイの指先が今動いている! 動いてキーを打っている!
これはアルプスの雄大な自然の恵みか?
それとも少女の無垢な友情が呼んだ奇跡か?
「もういいだろう・・・」
スタッフの一人がつぶやいた。
キチガイがなぜこのようなブログを立てたのかを探るべく
はるばるアルプスまでやってきた我々一行であったが、
目の前で起こった奇跡に比べれば、もはやどうでいい問題だ。
羊飼いのペーターからお土産に貰った山羊のチーズを手に
我々は帰途へと就いたのだった。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています