陽キャ「俺君、彼女できたことないの!?」俺「う、うん…」
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陽キャ「知り合いの女の子に写真とプロフを添えて呼び掛けてみるよ!」
陽キャ「あ、Aちゃんなんかどうかな!」
俺「あ、あんな可愛い子に、俺なんかが脈あるかな…?」
陽キャ「あるさ!この前俺に告白してきたから、今はフリーだ!」
俺「……」
陽キャ「『今は考えられない』…か」
陽キャ「大丈夫だ! 俺がお前のいいところをアピールして口説き落としておく!」 俺「いいよ、別に…」
陽キャ「彼女、ほしくないのか?」
俺「いや、あの…ほしいけど…」
陽キャ「じゃあやるしかないだろ! 何も付き合うってわけじゃないからな!w」
陽キャ「ちょっとデートしてみろってだけだ」
俺「あ、うん…」
陽キャ「お、ひとまずAちゃん、デートだけならしてくれるそうだ!」
俺「……」
陽キャ「よかったな俺君!」
俺「うん…」
陽キャ「楽しみになってきたな! 髪は普段のカットじゃダメだな…美容院に行こう!」
俺「うん…」 陽キャ「俺君、デートに変わった服を着ていったらしいな」
俺「えっ…」
陽キャ「Aちゃんから聞いたんだ。黒の英字プリントだったと!」
陽キャ「服を買いに行こう!」
陽キャ「あと店もラーメン屋だったそうじゃないか! チェーン店でもいいが、少し変わったところを選ぼう!」
俺「なんで知ってるの…?」
陽キャ「全部Aちゃんから聞いたんだ!あんまり女の子をがっかりさせてやるな!」
俺「……」
陽キャ「せっかくの初デートなんだから、気の利いたことを言って最初くらい奢ってあげられないか?」
俺「……」 陽キャ「セックスの仕方がわからないの?教えてあげるよ。この子のマンコにちんこを入れて腰を振ってごらん?はい、1,2,1,2」 陽キャ「俺くん金が無いのか?仕方ない10万ほどあげるからこれでデート頑張れよな!」 陽キャ「とりあえずAちゃんがまたデートしてくれるように取り付けておいた!」
陽キャ「俺君はこれまで恋とは無縁で、Aちゃんのことを気遣ってはいるが裏目に出てしまったと!」
陽キャ「ただ、俺君はAちゃんのことが本当に大好きだと!」
俺「それ、陽キャ君の言葉…」
陽キャ「嘘も方便だ! それに言葉先の嘘を現実にしていくのも恋の形の一つだ!」
陽キャ「Aちゃんを説得するのに苦労したんだ!」
陽キャ「落ち着いたら俺にもラーメンくらい奢ってくれよな!…ああ、今は服とデート代で余裕がないだろ!」
俺「……」 陽キャ「俺君、服のタグが出ていたそうだ!」
陽キャ「俺君、おやすみのLINEはしてあげた方がいい!」
陽キャ「俺君! 今回のデート先は悪くなかったらしい! やったな!」
陽キャ「俺君! もう少し目を合わせて話してあげてくれ!」
俺「……」
陽キャ「俺君! 深夜にAちゃんと電話で相談してたんだが、一回ダブルデートしてみよう! それならAちゃんもまた来てくれるらしい!」
俺「いいよ」
陽キャ「え、い、いや、ここからが…!」
陽キャ「それにここで経験を積めば、次は…」
俺「リモコン楽しかった? 俺はアンタの玩具か?」 なんていうか、最後の最後で
はーい、ネタでした、実はもともと俺の彼女w、残念wwww
っていうエンディング期待してた 俺「……」ガラッ
陽キャ「……あ」
俺「……」ツカツカ
陽キャ「俺君…」
俺「…あ、よう」
陽キャの友達「……え、あ」
俺「……」
Aちゃん「……」チラッ
Aちゃん「……」ハァ 俺の高校時代な
友達関係はだいたい陽キャの友達の友達だった
この一件で孤立した俺は、部活も段々行かなくなっていき、同じくクラス内で孤立してる帰宅部の陰キャグループでつるむようになった ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています