俺は一人サボり、屋上で雲一つ無い空を見ながら寝転んでいた。

すると突然屋上の扉が開き、暗がりから出てきた制服姿の仲間由紀恵が俺に向かい話し掛けてきた

「なに一人でサボッてんの?」

「うるせえよ、勝手だろ」

「勝手じゃないでしょ、こんな所に一人で…」

「うるせえなあ」

寝転んだままでは居心地が悪かったので立ち上がり制服姿の仲間由紀恵の方を向くと、仲間由紀恵はどしどしと俺に近づき、俺の第二キンタマを引き千切り青い空へと見事なフォームで投げた。

「もう腕、治ってんでしょ?続けないの?」

「…うるせえな、もう終わったんだよ」

俺の瞼には何時までも、仲間由紀恵の投げたキンタマの残像が何時までも残り続けた