https://diamond.jp/articles/-/286715

ひろゆき「自分さえ幸せになれれば、他人は不幸になっていい。
そう考える個人が増えると、より社会からハミ出してしまう人を多く生み出してしまいます。

まずは弱者を認めよう
そうならないためには、たとえば生活保護をもらっているような「社会的弱者」がいることを、まずは認めることです。
社会的にもそうですし、身近な友人や家族にそういう人がいても、ちゃんと受け入れましょう。

「あいつらは税金をもらって暮らしているんだ」と蔑むような目線は、あってはならないことです。
そんなことを言ったら、政治家も公務員も、税金から給料をもらう存在です。

 どんな形であれ、人間は社会に属しているわけです。弱者であっても消費をしたり誰かの支えになっていることもあります。
動物を飼って育てていたり、ちょっとしたボランティアをしているかもしれません。そこに優劣はありません。

 もし、「あいつは不幸でもいい」と切り捨てるのであれば、「もう死んでもいい」と考える人から報復されて誰かが殺されてしまうリスクも引き受けるでしょうか。たぶん違うと思います。

見て見ぬ振りでさえ、よくない
 学校や会社で「いじめ」を見て見ぬ振りをするような場面があると思います。
それだって、「いじめられている人も悪いんだ」と思ってしまうと、その人を社会から追い出すことになってしまいます。

 そうして見て見ぬ振りしたことが、今度は、社会に対してキバを向けられることにつながります。
 学校や会社で求められるような評価を出さなくても、何か他に居場所が見つかるなら、そこで生きられるようにすべきです。
そういうメッセージを伝えていったほうが社会にとっては良いことです。

 また、悪いことが褒められる文化もなくしていったほうがいいでしょう。たとえば、炎上系YouTuberが賞賛されることがありますが、迷惑をかけることによる承認欲求を許してはいけない

 そのためには、「よくないことはよくない」とハッキリ言うことです。見て見ぬ振りではなく、意思を伝えるのです。

 そうやって、悪いことをやったもの勝ちにしないようにするのが、今日から私たちができることなんだと思います。

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