0001風吹けば名無し
2023/09/25(月) 05:57:28.72ID:z+/+b1sq0ドラクエ７のサブタイトルは「エデンの戦士たち」だが、ドラクエにエデンという言葉は存在しない
エデンの元ネタは旧約聖書の『創世記』で、原初の二人だったアダムとイブが蛇（サタン）に騙されて禁断の知恵の実を求めて、楽園が失われてしまうといった記述
ドラクエ７では世界唯一の島にてキーファが主人公とマリベルを連れ出して禁断の地へと向かって真実を紐解いたことで、最後の楽園だったエスタードから出て世界の存亡を懸けた戦いへ巻き込まれる
キーファのポジションは蛇（サタン）
●キーファの離脱がストーリーに絡まない
キーファは過去世界で神祭を司るユバール族の娘アイラに一目惚れして離脱するが、それ自体にストーリー的な意味が薄い
主人公達が現代世界で娘のライラと合流するものの、このことについてもそこまでストーリー的な意味は深くない
ただ、ユバール族自体は関わってくることと、ゲーム外の公式テキストにてライラに何か重い過去が隠されていることが示唆されている
ユバール族に婿入りした後にキーファが何かしらの事件に見舞われてオルゴデミーラになったのであれば、このことに説明が付く
因みに旧約聖書では蛇（サタン）の妻は神に子供を産んで殺し続ける罰を課せられたのちに自害している
●オルゴデミーラの隠していたラーの鏡
オルゴデミーラは真実を暴くラーの鏡をラストダンジョン奥に隠しているが、作中では全く意味のないものになっている（他シリーズではラーの鏡はストーリーに絡む重要アイテム）
ドラクエ７ではマジャスティスという対象の呪文効果を完全に解く魔法があり、これによって魔法で魔物の力を得た人間を弱体化させるイベントがある
ただ、このイベントは唐突で、ストーリー的な意味合いもそこまで強くはない
後にマジャスティスの発展形の魔法を習得するが、こちらもストーリーでは言及されない
オルゴデミーラの正体を暴くイベントが本来はあったとするとこの点が解消される
因みに魔法で魔物の力を得た人間は、未熟だが魔王の気を持つと評価されていた
人間を魔王にする魔法がドラクエ７では存在する
●ドラクエ７の不審な点
キーファの中途半端な離脱や、エンディングで流れてくるキーファからのメッセージ石板、エスタード島だけ魔王の手から逃れて残っていた理由など、ストーリー的にあまり意味を持たないポイントが多い
ただ、もしキーファがオルゴデミーラだった場合、これらの点が全て解決される
●オルゴデミーラとキーファ
そもそも公式イラストが瓜二つ
イラストの雰囲気が特徴的なのである程度似るのは仕方ないが、特徴的な下唇と丸っこい顎のラインが完全に一致する
オルゴデミーラ自体、魔物から第二形態で人間の姿を挟むのがそもそも不自然
