【バスケット】中国紙が日本代表を〝帰化政策〟と批判「そのおかげで五輪切符を獲得」

中国紙「広州日報」は今回のW杯を振り返り、帰化選手の活躍が目立ったと指摘。「スタッツリストでは帰化選手が大半を占めており、日本人帰化選手である(ジョシュ・)ホーキンソン選手(渋谷SR)がEFFやリバウンドで2位、フィリピン帰化選手のジョーダン・クラークソン選手が得点ランキングで2位、南スーダン帰化選手のキャリック・ジョーンズ選手が1試合あたり10.4アシストでトップとなっている」と紹介した。

そして「これらのチームは、いずれも帰化選手の傑出したパフォーマンスで望み通りのものを手に入れた。南スーダンと日本は五輪の切符を獲得し、フィリピンもクラークソンの傑出したパフォーマンスに頼って中国を破り、バスケットボール五輪予選ラウンドへの出場権を獲得した」と日本などの躍進は帰化選手のおかげだと持論を展開した。

その上で同紙は帰化選手頼みのチーム作りを批判。「考えさせられる点の一つは〝帰化政策〟がより緩和され、恣意的なものになった場合、さまざまな国のバスケットボールチームに参加するアメリカ人選手は、お金を受け取り、試合に出場し、プロ資格を取得する。これが、その国のバスケットボールの発展に真の助けとなるのだろうか? これらすべてはバスケットボール自体にとって、さらにはFIBA(国際バスケットボール連盟)の競技普及にとって本当にいいことなのだろうか?」と疑問を呈し、帰化選手を主力に起用する他国チームを糾弾した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6d970b4fecdafcd232d96fd6db0dde8910932f10