0001風吹けば名無し
2023/09/12(火) 21:00:47.65ID:O45Js5UV0こうした“出稼ぎ風俗”を問題視した米当局が、厳しく取り締まるようになったのだ。
「米国の中でも、ハワイは家族向けの観光地です。これまで、若い女性が入国審査で風俗嬢だと疑われることはあまりなかったのですが、今回拒否されたということは、ハワイにも“裏風俗”が生まれたということでしょう。
特に、民泊を利用していたり、渡航目的や入国後のスケジュールをはっきり言えない若い日本人女性は『売春目的でしょ?』と疑われるのは当たり前の状態です。入国拒否も当然ですね」(同前)
実際、本誌は2022年7月に“風俗目的”で入国しようとした女性を取材している。
「あんな怖い思いをしたのは初めてです。もう二度と米国には行きたくありません。もっとも、行きたくても行けませんが……」
と語るのは、都内に住むエステティシャンのA子さんだ。褐色の肌に彫りの深い美しい顔立ちは、スペイン系フィリピン人の母と日本人の父から受け継いだものだ。A子さんは、コロナ禍の影響で、これまで勤めていたエステ店が休業、やむなく風俗店で働きだした。
「ある日、風俗店を紹介してくれたスカウトから『いい稼ぎ場所があるよ』と誘われたんです。それが、米国への出稼ぎ風俗でした」(A子さん)
A子さんが誘われた場所は、ニューヨークのすぐ隣、東海岸に位置するニュージャジー州のアトランティックシティだったという。アトランティックシティといえば、ラスベガスに次ぐ規模のカジノ都市だが、そこにある娼館が“職場”になる予定だった。
「とある一軒家にママがいて、ほかにも数人の日本人が働いているということでした。料金は60分で300ドル(約4万円)程度。チップもあるから、毎日2000ドルは稼げるという説明でした」(A子さん)
だが、A子さんの“出稼ぎ”は水際で止められてしまった。
「強制送還されてしまったんです。入国審査で私の順番になった途端に、審査ブースが閉鎖になりました。職員にオフィスに行けと言われ、そのまま別室に連れていかれ、ほかの人たちと一緒に審査を待ちました。