怖い話ってある?
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俺の地元はド田舎で学校の通学路なんかほとんど田んぼ畑しかなくて、たまにセブンイレブンがポツンとあったりする。高校1年の夏休み、俺は中学から仲のいい親友Tと一緒に地元で危ないと有名な廃ラブホテルに行った そのホテルは田舎特有の周りが畑に囲まれた広い車道の横を数メートル入ったところにポツンとある。そのホテルは俺の地元の人なら大抵してる有名な廃墟。実際に何があったか知らないけど、噂だとそのホテルの奥の部屋で女が殺されたとか先輩の〇〇があそこ行っておかしくなったとか、まぁありがちな噂ばかりだった 当時の俺らはそんな噂を聞いても、怖いというより楽しそうが強くて、ずっとそのホテルに行きたくてうずうずしてた。でもそのホテルの管理者?がまぁー厳しくて、そのホテルの前にチャリ停めるだけでブちぎれて追いかけてくるから中々行けてなかった 高1の夏休み、深夜1時ごろ、俺とTはホテル近くのコンビニに集合。適当にジュースとタバコ買って、2人でふかしながらホテルまで歩いた。深夜夏の田舎道。夜でも蒸し暑く、そこら中から虫やカエルの声がする。車通りもほぼない道を5分くらい歩いてそのホテルに着いた そのホテルは入り口がトンネルみたいになってて、それを車で抜けると小屋みたいな部屋が5,6部屋並んでる作り。ホテルの入り口、トンネルの前に立つ。月明りや街頭で照らされてる外とは違って中は真っ暗。奥から冷えた風が流れてくる 俺とTは何回か心霊体験的な経験はあったが、2人とも幽霊とかあんまり信じてなくて、あくまでエンタメとして楽しんでた。二人でなんか風冷たwとか真っ暗やんwとかはしゃいでた。内心はガクブル。何でかわからないが足がうごかなかった。Tも同じみたいで、なんだかひきつった笑みだった。 ビビりだと思われるのは嫌だったので、ビビりながらも少しずつトンネルの中に進んでいった。少し進むとトンネルを抜け、開けた場所に出る。右側に小屋が三つ、左側に四つ程あった。俺らは右の手前から一つずつ部屋を見て回って帰ることにした。 一部屋目に入ると、中は普通のラブホ。壁とか全体的に赤っぽい部屋。少し埃臭いがそんなに汚れとかはなかった。大きなベッドの上には掛布団が無造作に置かれ、まるでさっきまで誰かが寝てたみたいだった。でも特に変わったことはなく、そんなに広くもないのですぐ見終わって二部屋目に移った 二部屋目に入る。基本的にどの部屋もつくりは一緒。入ると精算機があって、奥に行くと真ん中にでかいベッド、左側に風呂とトイレ。壁の色とか装飾が若干違うだけ。二部屋目は白の壁で結構落ち着いた雰囲気。壁にはマリリンモンローみたいな女の白黒のでかい絵があった。意外と最近まで営業してたのかな、なんて思いながら中を見てると
風呂場のほうからTが「おい!ちょっと来てみ!」と俺を呼んだ。いきなり大声出すなよ...とビビりながら風呂場に行く 風呂場に行くと入り口にTが立っていた。
俺「なんだよ、なんかあったん?」
T「これ、なんだとおもう?」
そういってTはバスタブの中を指さす。中を見てみると、そこには赤黒と茶色が混じったような小さな塊があった。
すぐに分かった、死骸だ。一瞬サイズ的に赤ん坊かと思ったが、それには全体的に毛がついてたので猫かなんかの死骸だとわかった ワイの地域だけかもしれないけど大きい病院の話
不治の病というか完治させるための対処方法がわかってない病って難病やん?
でも医療も進歩してるからそういう難病の治療方法っていつかは見つかるんよ
それ事態はめでたいことなんやけど
大きい病院では難病の治療方法が見つかると神主だか坊主を呼んでお祓いするらしい
過去に同じ病で死んだ人を弔うためなんだって
もちろん医学の進歩のための症例となった人たちへの感謝もあるんやが
どちらかと言うと「自分は助からなかったのに他の人は助かること」への逆恨みを防ぐ意味合いが強いらしいわ
まあ見つかったばかりの難病の治療方法なんて安定しないから一概には言えないけど
お祓いとかする前には絶対に新しい治療方法を試さないって言ってた 俺「猫かなんかの死骸だろ」
T「何でこんなとこで死んでんだ、?」
Tの言いたいことはなんとなくわかった。
多分Tは、この建物内に浮浪者か異常者が住み着いていて
そいつが殺した死骸だと思ったんだろう。俺も同じようなことを考えたが、
冷静でいるために気を紛らわせるために否定した。
俺「どうせ縄張り争いか、ここでたまたま餓死でもしたんだろ」
そう言い足早に部屋を出た いったん外に出た俺たちは、ほかの部屋を見るか迷ったが、まだ来て30分もたってないし、せっかく侵入できたからには全部見たいと思い、続行することにした。三部屋目、右側の最後の部屋、この部屋は一番料金が高いのか少し広くて、壁は金色だった。やはりどの部屋もそこまで荒れてない。部屋中見て回ったが面白いものは特になかった。つまんねーとぼやきながらベッドの横を通る、その時気づいた
なんかベッドの上膨らんでね? 俺はそのふくらみを見た途端一気に鳥肌が立った。だれか寝てる?いや、俺らの様子をうかがってる?やっぱり誰か住み着いてるのか?パニックになった。だがここで騒いだらまずいと思い、ベッドのふくらみにいる何かに、気づかなかったふりをしてゆっくりとベッドから離れる。静かにTに近づき、ちょっといったん出ね?と、なるべく冷静に、悟られないように伝え、2人で部屋の外に出た Tは不思議そうに聞いてきた
T「なんだよいきなり、気分でも悪くなったんか?」
Tはベッドの中にいた何かに気づいてなかった。
Tにさっきの事を伝える。
俺「ベッドに...何かがいた..人かも」
T「え、まじ!?え、何で人ってわかったん?見たんか?」
確かに直接見たわけじゃない。中に布団があって膨らんでただけかもしれない。
T「人か確かめに行こうぜw」
俺「は!?正気か?本当に人だったらどうすんの!?」
T「俺らなら大丈夫だろw」
確かに俺らは背も高くガタイもいい。Tは柔道経験者で、素人の人間に負けるのはあり得ない
でももしそいつが異常者だったら?凶器を持ってたら?
当時の俺はあほで、そんなことよりビビってると思われるほうが嫌で
Tがそこまで言うならと、2人でまた例の部屋に入ったんだ 101の隣人が低身長低収入低知能発達障害者知的障害者 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています