【正論】小説家「創作がしたい人は鑑賞しない方がいい。知りすぎると作れなくなる」
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第8回 インプット過多の社会
小説を書こうと思ったら、このようなインプットは障害となる。
何故かというと、面白い作品に出会うたびに、「こういうものは書けないな」と感じるから。
世の中にもう存在しているものは、忌諱の対象となる。
創作とは、まだ存在しないものを生み出す行為なので、もしなにも知らなければ、無限の可能性がある。
インプットして既存のものを蓄積するほど、創作の自由度が縮小する。 僕は若い頃から沢山の漫画や映画を見てきた。
このため、漫画や映画で仕事をするチャンスがなくなった、と感じている。
良い作品に出会うほど、自分が進出する隙がない、と感じるからだ。
幸い、小説はそこまで読んでいなかったし、研究者になってからは、ほとんどこの種のインプットがなくなった。
作家になれたのは、この絶食期間が幸いしたのだろう。
ところで、世間を見回してみると、現代は容易にインプットができる環境が整っている。
出かけていって探す必要もない。しかも安い。
どんな分野でも幅広く、あらゆる作品に接することが可能だ。
初心者向けの入門グッズなども充実している。
今の若者は、とにかくインプットが楽しくてしかたがないだろう。
そして、この飽食環境がために、アウトプットができなくなる。 それ森博嗣やろ?
ワイも参考にしてたけど、最近は小説読んで勉強みたいのしてるな。 このようなキットやパックが、フルセットのアウトプットといえるのか、という点である。
本来のアウトプットとの差が著しい。
はっきりいえば、冒険とパック旅行くらい差がある。雲泥の差だ。
しかも、楽しさや満足度では、さらに格差が生じる。
本人は気づきにくいのだけれど、組立て説明書のとおりにものを作る行為は、むしろインプットに近いものだからである。 お約束は先人から学んでおくべき
ネタはアウトドアで自分で探すんや >>3
ええ…知った上でそれを無視して小説読んでるんか
ほないつになっても書けんやろ スレタイで森博嗣やろうなと思って
「研究者」でやっぱりなと思った いう通りやと思う
確かに前例を知っておくことは重要かもしらん
でもそれでモチベーションを落とすようでは本末転倒やと思う >>4
どんな傾向のものがこの世に出回っているのかを知っていた方が良いので、そういった「既往文献の調査」は必要かもしれない
同じものをうっかり書かないために
(論文では絶対に書いてはいけないが、小説はそうでもないらしい。弱い縛りである)。 「糖質オフの酒なら太らない」は大ウソだ 飲めば飲むほど"内臓脂肪"は増える | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
https://president.jp/articles/-/25483?page=1
アルコールが中性脂肪になるメカニズムを解説「検査前日の飲酒は大丈夫?」 | 美容と健康とビタミンC
https://vitabrid.co.jp/columns/healthcare/neutralfat-alcohol2203/ >>6
「小説家になるなら小説を沢山読むべきだ」とおっしゃる方がいるけれど、僕は子供の頃から研究論文を愛読していたわけではない。
あるとき突然研究者になり、研究をして論文を書いた。
小説もこれと同じで、自分が書く作品について研究(思考)さえすれば、いきなり書けるはず。
他者の作品を参考にする必要はない。 >>7
うーん。そこまで読んでなくて長編は書けるようになったけど、なんか面白い感じがしなんだよなあ。
だから王道の勉強することにした。 手塚治虫が言っとったで漫画は風刺と告発の精神から生まれるって ネタのない人はクリエイターを続けるべきではないやろ
まず表現したいという情熱があって、そこに技術を身に着けて作品にすればええんちゃう >>9
ワイは前例なんて知らんでええと思う
前例を知らずに同じようなものを書いたとしてもそれはそれで面白いし
自分の頭でそれを見つけたのは凄いことや
芸術やエンタメは特許や発明とは違うのだから ジャンルの違う面白いもの見るのが一番ええ
そっから自分の作りたいものにアウトプットすればパクリにならんから >>13
映画やアニメやゲームを参考にしたらええんちゃうか ゲーム作ってるんやが全くやる気が起こらん
駄作やと思うから手が動かんわ
世の作品や、新進気鋭のクリエイターを見てひよってしまう >>14
それも一理ある
直接言えないような思想は作品にして表現するしかないから >>15
ちなネタは一切持ってなくて毎回その場しのぎらしい
あと藤子F不二雄もネタ帳は使ってない ワイは創作は全部パクリやと思ってるからパクれる物たくさん知ってる方がええと思う 君は彼方やっけ監督が一切インプットしないで作ったっていう映画
結果は君の名はと千と千尋のキメラみたいになって爆死したけど >>22
分かりやすいパクリと分かりづらいパクリがあるだけや >>19
モロに罠にひっかかってるやん
ゲームプレイするのを止めるか全く知らん別の創作に行った方がええで >>18
ネタは違う所から持ってきた方が良いというのは森博嗣の言うとおりかなとはなんとなく思う。森博嗣は小説以外の本を読んでアイデアを連想することがあると言ってたことがある。
ただ、技術的な物は既存の小説から勉強した方が良いと判断した まあ才能ないやつや要領の良いやつはパクってまうやろな
才能があるやつだけがそれを踏み台にして超えて行ける >>23
どんだけ駄作だろうと作ったもんの勝ちや
どんだけ博識だろうと作ってないヤツには人権無いのが創作の世界やからな ゲーム作りは休憩してYoutube始めようと思うがやる気しない
評価されるのが怖いんやろな >>12
うーん
研究者になる時点で専門用語を始め先人の英知を受け継いでいるはずなんだよなあ
たくさんの用語を知識として蓄え論文たくさん読み込んだ人だからこそ苦も無く自分で論文を執筆できたとしか思えん 作り方は学ぶべきだが
出来上がった作品は観るべきじゃない >>26
言いたいことはわかるで
ワイが思ってるのは、その「技術的なモノ」というのは
後から発生する「必要」に応じて「自分で考えつくもの」やないか?ということや
面白いものが作れないのは、技術不足ではなく
自分ではやったつもりでも「思考不足」なんかじゃないかという
懸念は持っておいたらええんやないか >>27
パクリだろうがなんだろうが作ったもん勝ちや
それで訴えられたり叩かれたりするリスクはあっても、やっぱり作ったやつの方が偉い 村上春樹はめっちゃ小説読んでたらしいし結局本人のセンスと才能やろ まあでも先人のアイデアをめっちゃ頂いてることを自覚するかしないかの差ってことでしょ
これは別に「やる人間」か「やらない人間」かの差にはならんと思うわ
先人の知恵をよく知ってて自覚的でもやる人はやるし
やらない人は先人の知恵なんか入れなくても別のやらない理由を述べるだけなのが世の常じゃん 思考や工夫のうちオリジナリティの要求されづらい部分が技術と言われるんちゃうか
基礎が疎かな著者の文章は内容はおいといて形式面でボロクソに言われがち >>29
YouTubeも普段からよく見てたりするなら、ゲームと同じ理由で上手くいかんと思うぞ
なんも知らん場所を見つけて、よく知る前に飛び込んだらどうや まあなんにも知らんことをやったほうがモチベ高くワクワクできるのはあるあるだけどね インプットの差はそのまま想像力の差に結びつくけどな
教養がない奴ほど視野が狭くなるのと一緒で >>35
読んでたと言っても、英米文学やから全く競合にはならんやろ >>35
そらあれだけの才能があれば先人たちの財産に触れてもプレッシャーに押しつぶされることはないやろな >>36
「前例を知るとやりづらくなる」という話やからな
やれないわけではないが厳しい >>28
ちな監督は無名なのに2億借金して作っとるで 既存の作品を読まないで書いたらすでにある作品のはるか斜め下のものが出来上がるだけま
ごく稀に例外はあるけど 手塚治虫は映画見まくってそこからインスピレーション得てたらしいけど 正解は知りながら作るやろ
同時並行してどっちも磨け >>33
まあ、思考力の訓練もしてるで。森博嗣の言ってる映像的な思考とか抽象的な思考とか。
ただ、米津は既存の作品を分析してるって言ってたし、イラストレータの焼きまゆるとかもそう。
あと、プロゲーマーのウメハラとかも基礎をバッチリ固めるとかも言ってたからそっちの方向に今は行こうかなと。 人間が特別なのは先人の知識に上塗りできるからやからな
ワイらは巨人の肩に乗る小人や 佳作傑作どころか名作までも廃版絶版になるとはあのころ思わなかったわ >>37
基礎っていうのも、「自分で身に着けていくもの」ということやろ
ワイは「文章の書き方」なんて一切学んだことはないが、
ここさいきん文章を「読みづらい」と言われたことはない
たくさん誤読された経験があるから、無意識的に修正・工夫してきた結果やと思う >>46
テクニック的な部分はある程度は形式に従った方がカロリーは抑えられるやろな
それ自体をぶっ壊してかつ評価されたものが歴史を塗り変える名作となる >>39
これや
ハンターハンターのグリードアイランド編で
「全ての詳細が載ってる地図」を使ってる奴らはつまんねー作業をやらされた挙句全員爆殺されて
「行った場所だけ記載される地図」を買った主人公たちが楽しく冒険してたようなかんじや >>40
インプットするなということではない
小説家志望なら小説、映画監督志望なら映画を見すぎるのが良くないって話や >>47
あの時代の漫画家は欧米SFからネタ拝借してることが多いよな
石ノ森とかヤバいわ 雑魚の思考やな
あらゆるものを知ったうえで斬新なこと出来るやつがすごいんや 申し訳ないがメフィスト・ファウスト系の作家を基準にするのはNG >>43
全く同じことを「読書について」で述べてるな
でも、ショーペンハウエルの文章も森の文章もそれぞれ面白い
これが論の証拠やと思う てか誰それ?
日本の頂点すら取れない無名のしょーもない作家の戯言なんて聞くだけ無駄なんだが
インプットする価値がねえわ >>54
家を建てるときに原木から切り出して一枚一枚製材して家を建てるか資材店から板材買ってくるかの違いや
研究者と違って極論をいえば全くの無からでも文章は作れるけど知識があれば手っ取り早く他人の評価に耐える文章を作りやすい 逆にクソ映画見るとインスピレーション湧いてくるよね
12人の死にたい子供たち
集団心中する未成年たちっていうキャッチーな設定からのクソ脚本だからちょうどいい まあ娯楽をいっぱい知っていたら「わざわざ自分が創作する必要性あるか?」ってなるのは事実やがな
ただ本当に自分の読みたい究極的なモノは見つからないからやっぱり自分で作るしかない >>46
試験ではないのだから、真下より斜め下の方がはるかに価値が高いで >>61
型「破り」やからな
型知らずとは違う
型を熟知し精通した人にのみ超えられる領域というのもあるんやろ >>59
ワイはファンタジー一切読まないからバリバリ書ける自信あるわ
書いたことないけど >>61
そんなことに時間費やしてたら作る時間無くなるで >>67
これめっちゃわかる
「こんな作品が読みたい!どっかに無いのか?」
↓
「あれ、探してみたらけっこうあったな…」
↓
「んじゃワイがわざわざ書かんでもええかな……」
ってなっとる >>4
見るとこれはあれのパクリでこれもパクリでってなって終わるや 森博嗣の小説読んだけど賢い学生の表現に「桁の多い暗算ができる」ってやっててこの人は馬鹿なんだと思った >>73
寧ろそこで「自分ならこうする」とか「自分ならこういうテイストにする」ってのが
創作を始める原動力だと思うがなぁ >>65
どっちかというと
家を建てる時にみんなが木材使ってる横でテント張りだすような感じちゃうか 「人生経験とか関係ないです、私は創作に集中した方がいいと思います。
創作論語ってる人は思い上がりじゃないですか?結局のとこ人によりけり」
https://pbs.twimg.com/media/FqbHdrlaAAAbs4G.jpg まともな鑑賞できない創作家なんてくたばった方がええんでない? >>67
「自分の読みたい究極的なモノは見つからない」ということは自明なのだから、最初から自分で作ったらどうや?って話やな >>77
ああそれはもうやっとる
メモ帳の中にいっぱいあるわ
発表するまでもないから発表せんけど >>79
人によるってのはまあその通りやろな
優れた名作に触れて俺はこいつらを超えてやるって奮起できる人なら何も問題ないし >>76
すべFで草
ワイも同じこと思ったわ「幼稚やなw」って
でも全体が面白かったからええわ 確かに尻込みして「いつかこんなのを作れるようになったら作ろう」って思うと永遠に作れへんしな >>81
でも書くのは勇気が必要なんや
読んでいる時はまったく気にしていない部分の描写が自分で書く時はもの凄く気にしなくならないといけないわけやし >>79
体験自体はさして重要じゃない
漫画に大切なのはキャラクターだから
多くの人と関わって人間への理解を深めることは大事 >>79
書いてる内容が恋愛とファンタジーやから、特別な体験なんて要らんよな
正論なんやけど言い方が感じ悪い >>77
そうそう、1にもあるような「こういうものは書けない」って、まさにチャンス描写でしかないんだよな
その作者と自分は感性違うやんっていう
なら読んでる最中から自分だったらこうするけどこの人はこうするんだなって箇所が無数にあったはずで
でもまあそんなんガン無視で初めから娯楽として作品を享受するだけの消費者的立場でいたい意識が勝ってるから
1の文章書いた人は少なくともそっちなんだなとしか思えない
因果関係が逆で、知識を積んだから創作できないんではなく、創作する気が初めからないから知識を積むことしか出来ないんだよって思う ある程度読まんと書き方わからんだろうしバランスの問題やろ >>80
ぶっちゃけまともに鑑賞してる創作家ってほぼ居らんと思うで
少なくともマニアとかオタクと言われる層には鑑賞量では勝てない(作る時間が無くなる) なろうとか5chでボロカスに言うことが娯楽の一つになっとるが展開が全く意味不明じゃないものを書き続けるのは素人ではまず無理なんや
バッティングセンターでバット振ってボールに当てるのと同じくらい見るのとやるのじゃ大違いよ >>85
小学生が「いつか免許を取ってドライバーになろう」と言うのならまだしも、ね 小説のええところは簡単に言えばなんでも出来ることや
ドウェイン・ジョンソン(をモチーフにしたキャラ)と朝青龍(をモチーフにしたキャラ)を遭遇させて戦わせたり共闘させたりできるんや
別にこのモチーフは他のアニメや漫画のキャラでもええとにかくエンタメ小説の醍醐味はあり得ない接点が作れることなんや 萌えを求めてる公募にゴリゴリの少年漫画みたいなもん応募して落選しても平気でいろと言われても無理やんな >>93
物理的に時間が足りないのはマジで普遍的にそうだよね
宮崎駿は新しいアニメなんかほぼ見ないというし
かと言ってあの人が不勉強なのかと言ったらそれは違うし >>93
実際素晴らしい評論家が撮った映画はB級やったからな
鑑賞能力と作る能力は比例せんわな 無関係ではないやろうけど >>91
元から物を書くのと読むのじゃ全く違う趣味やねんな
漫画いくら読んでも漫画家にはなれんし >>93
クリエイターにつきまとう「才能枯れた」と言われてしまう問題
てっきり加齢や疲労かと思ってたけどもしかしたら致命的なインプット不足によるトレンドのズレが原因なのかもしれんな
デビューまででインプットが止まって20ねん30年経てばそらもうその知識は過去のものだわ >>87
他人の作品を読んでしまって「最低でもこのレベルにしないと」って思いこんでるからやろ
書きながら自分で工夫・修正できるならまだしも
書き始めることにすら躊躇するレベルにまで他人の作品を読んだらダメ🙅 >>101
創作者は全員趣味が高じてって形やろうしなぁ
いくらオリジナリティ語ってても元々取り入れてた作品の影響は残るやろなぁ そもそも書きたいものがないねんな
あっても書き始めてちょっとすると何が面白いと思ったんだかわからなくなってくる ワイは思考盗聴されてワイしか読みたいと思えない作品が世の中に広く広まるのが夢や
そしたら書けないワナビを卒業できるで 一理あるんじゃね?
ただ、天才か運がいい人に限るだろうけど >>98
宮崎駿は若い頃に漫画家目指して手塚やらの先達を研究しまくってたけど挫折した
いっぽうアニメはその頃が黎明期で、やってる奴がほぼ居なかったから気軽に続けられたんやと思う >>103
まあそれはある、実際インプットで仕入れてくる作業も間違いなく重要や
単に流行の違いもあるけど
あとはその作家の水準に慣れすぎて面白さが減るとすぐ枯れたとかレッテル貼るガイの者が視界に入りやすくなったのもあるな 質はともかく目が肥えると創作意欲の邪魔なのは事実やな これ全部間違ってるな
間違ってると言うか古い発想
ほうぼうからパクりまくった呪術は大人気漫画やから >>99
松本も映画を研究しまくった後に作り始めたからコケたんやと睨んでる
子供の頃から自然に実践していたお笑いでは未だに面白いし まあ小説大量に読むのが良いかというとそんなことはないのも事実
なろうなんざ大量に読んだってしゃーないやろ、頭バグるで >>114
呪術はちょっと古い作品から取ってきてるから若者には気づかれにくいってのもあるんやろうな >>117
だけどそのキンキンキンでなにやってるかわかってる読者が多いならそれは間違った表現のしかたではないんやで ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています