0001風吹けば名無し
2023/07/30(日) 17:08:00.55ID:rSmxS6i1029日夜、コロナ下での中止を経て4年ぶりの開催となった隅田川花火大会(東京都)。大輪の花火が何度も打ち上げられる中、押し寄せたのは過去最多の103万人超(前回95万9千人)。記者が目に出来たのは、ビルの隙間からの一瞬だけだった。
通りにはビルやマンションが立ち並ぶ。数十分過ぎても、花火の轟音(ごうおん)だけが聞こえるだけで、どこからも見えやしない。ビルに映り込む花火を指さして喜んでいる人もいた。
4年ぶりと聞いて訪れた新宿区の会社員(47)は「1時間ぐらいいるけど、全然見えない」。4~5年前に見に来たという川崎市の会社員(26)は「以前と比べても混み具合がケタ違い。このまま見られないのかな」とガッカリした様子。高齢の女性は「もう帰ろうかな」とつぶやいた。
終了まであと30分となり、諦めた様子で駅に向かう人たちが出始めた。しばらくすると、橋に向かう列が少しずつ進み出す。試しに並んでみた。
午後8時13分、交差点まで来たところで、ビルの隙間から、花火の上の方だけ、見えた。十数発くらいだったろうか。少し報われた気がした。
さらに前に進み、厩橋の姿もはっきりと見えてきたころ。DJポリスが「橋にも大勢の人がいるので、このまま並んでも見ることができません」と無情のアナウンス。橋まであとビル2棟というところで、終了の午後8時半を迎えた。
隅田川の花火が、見えない…… 初めて行って圧倒された「人の壁」
https://www.asahi.com/articles/ASR7Z0JBJR7YUTIL015.html