下半身のコンディション不良で2軍調整中だったヤクルトの塩見泰隆外野手が、2か月ぶりに1軍昇格。「3番・中堅」で先発出場した。

 復帰後初安打は出なかったが、1点を追う6回に右翼への同点犠飛を放ち、得点に絡んだ。約2か月ぶりの1軍戦に「(状態は)ぼちぼち。犠牲フライで仕事はできたと思うけど、ヒットでつなぐ方がよかったかなというのもあるので、次はヒットを打てるように」と振り返った。

 守備も難なくこなしていたように思えたが、7回の守備からベンチに退いた。試合後、取材に応じた高津監督は「できれば最後まで出てほしかったけど、下半身のコンディション不良ということなので…。けがが多いからいろいろ見ながら使っていかないといけない」と話した。