安倍晋三元総理が銃撃され死亡した事件から1年を迎えた7月8日、奈良市の銃撃現場付近に午前11時半すぎ“不審物”を持った男が現れました。

 目撃者によりますと、男が持っていたのは“アルミホイルの芯を黒いテープで巻きつけたようなもの”だったということで、山上徹也被告が所持していた銃のような形をしていたとみられます。

 目撃者は「午前11時半ごろに、花壇の前で読経をし始めた僧侶がいました。その後ろで、アルミホイルの芯を黒いテープで巻きつけたようなものを掲げている人がいました。若い男性です」と話しています。

 男は警察官によって現場から離れた場所に連れていかれ、その後、安倍元総理の一周忌の献花行事を妨害した軽犯罪法違反の疑いで現行犯逮捕されました。男は警察に氏名などを語っておらず、黙秘しているということです。年齢は20代だということです。

 また、拳銃の様なものは、長さが30〜40センチくらいで、火薬は入っていないということです。

 事件直前の午前11時半ごろには 黙とうが捧げられていましたが、現場が一時騒然となりました。

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