東京・銀座で5月に起きた高級時計店襲撃事件で、東京地検は7日、家裁から検察官送致(逆送)された飲食店従業員の梓沢竜磨(19)、積み下ろし作業員の設楽ブライソン龍(19)、無職鳥居聖真(18)の3容疑者を強盗罪などで起訴した。

 
 3人とも実名報道が可能な「特定少年」に当たり、地検が氏名を公表した。認否は明らかにしていない。

 起訴状によると、3人は5月8日、別の少年=少年院送致=らと共謀し、銀座の時計店に侵入。従業員に刃物を示して「伏せろ、ぶっ殺すぞ」と脅迫し、腕時計を含む74点(約3億850万円相当)を奪ったなどとされる。