今季ワーストの借金16を背負い、最下位に低迷する西武の外野手問題に解決の糸口が見えてこない。

 ここまで75試合でチーム打率2割2分6厘は12球団ワースト、同209得点は同11位という貧打がチーム低迷の要因ともなっている。とりわけ秋山流出以降、ここ4年間の課題である外野の3ポジションに明確なレギュラーはまだ現れておらず、今季もここまで金子、蛭間、ペイトン、若林、鈴木将、西川、愛斗、長谷川、岸、川越、高木渉と11選手の起用が続いている。