0001風吹けば名無し
2023/07/02(日) 17:59:21.66ID:gcxfRN9p0英メディア「インサイドザゲームズ」は「カナダサッカー協会のジェイソン・デボス事務総長が、財政難が浮き彫りになったことで協会が破産申請を検討する必要があるかもしれないと明らかにした」と報じた。
五輪女王のカナダは今大会でも優勝候補。だが「カナダサッカーは不確実性のもと暗雲が垂れこめている。給与の紛争に巻き込まれている女子チームとの平等性の欠如に対する懸念の中で、厳しい監視下に置かれている」と協会が存亡の窮地に立たされており、その原因は女子チームが求める賃金闘争にあると指摘した。
カナダサッカー界では、女子代表チームの選手や関係者が男女平等を理由にして男子代表チームと同等の待遇を求めて強硬姿勢を打ち出している。騒動の最中、4月には当時のニック・ボンティス会長が辞任するなど混乱が続いている。
そうした中、協会の資金管理を担当するデボス氏はカナダの放送局「TSN」で協会の窮状を暴露。「我々は本当に苦戦している。破産が何を伴うのか、そしてそれが我々の組織にどのような影響を与えるのかを調査する必要がある。草の根の指導者養成や審判育成、ユース代表チームや男女の代表チームまで、あらゆる問題を解決するための十分な収益が我々にはない」と切実に訴えた。
そして破産について「議論はされている」と認め「我々が持っているお金には限りがあり、彼ら（女子代表チーム）に提供できるものには限りがあることを、彼らに理解してもらう必要がある。選手たちが理解していることは分かっているが、彼らは同時に自分たちにふさわしいと感じるものを望んでいる」と女子代表の選手たちに要望。待遇改善には理解を示しつつも、協会を破産に追い込むような無謀な要求は止めるように求めた。
国際サッカー連盟（FIFA）も男女平等をうたって放映権料を高騰させて、いまだに日本での中継局が決まらないなど騒動になっている。女子サッカーの現女王カナダで協会が破産するという激震に見舞われるのか、動向に注目が集まる。
