先日、FIFAの広報チームから1通のメールが送られてきた。
その内容は「日本で女子ワールドカップの放映権交渉が進んでいない。
そのことについて、メディアで伝えてほしい」ということだった。

“大義名分”は「ジェンダー平等」だ。

しかし、問題はFIFAがその資金調達のために高額のテレビ放映権料を提示し、その結果として日本のようにテレビ放映が決まらない状態が続いてしまっていることだ。

このまま放映権料が高騰を続ければ、将来、地上波などでのワールドカップ放送がなくなってしまう可能性さえあるのだ。

男子のワールドカップでもそんな状況なのに、女子のワールドカップで男子に近い額の放映権料を支払えるはずがない。