https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000302752.html
 4年ぶりに「エルニーニョ現象」が発生したとみられます。気象庁は9日午後、世界中で異常気象を引き起こす要因とされるエルニーニョ現象について、5月には「発生しているとみられる」と発表しました。

 気象庁によりますと、5月のペルー沖の海面水温は基準値より高くなりました。

 また、太平洋の赤道域を吹く東風、いわゆる「貿易風」も弱まったということです。

 こうした状況から気象庁は9日午後、すでに「エルニーニョ現象が発生しているとみられる」と発表しました。

 今回のエルニーニョ現象は4年ぶりの発生とみられ、気象庁は「秋にかけて続く可能性が高い」と予測しています。

 エルニーニョ現象が発生すると世界中で異常気象が起こり、日本では冷夏になることが多いとされています。