調査の結果、自慰行為は霊長類の間で長い進化の歴史があり、4000万年前に霊長類の祖先がメガネザルなどのサルと類人猿に分岐して以来、類人猿における自慰行為が一般的になった可能性があることが示唆されました。

(略)

ブリンドル氏らは自慰行為という一見意味のない行為にどのような利点があるかについて、「交尾後選択仮説」と「病原体回避仮説」の2種類を挙げています。

(略)

ブリンドル氏は「(略)自慰行為が野生、飼育下を問わず多くの霊長類で観察されているという事実は、自慰行為が快楽目的だけではない健康的、健全な性行動のレパートリーの一部であることを示しています」と述べています。


全文ソース
https://gigazine.net/news/20230609-masturbation-protect-against-pathogens/