立川志らく 「人間の面の皮を被った悪魔。名前と顔をさらして法の裁きを」虐待の女性保育士3人に
落語家の立川志らく(59)が1日、レギュラーコメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月〜金曜前10・25)に出演。静岡県裾野市が11月30日、私立「さくら保育園」(同市)で保育士3人が園児の足をつかんで宙づりにしたり、寝かせつけた園児に「ご臨終です」と暴言を吐くなどの虐待行為を繰り返していたと発表したことに言及した。



市は、虐待事件として傷害や暴行容疑などでの刑事告発を検討している。園の内部調査では、虐待は今年6〜8月、1歳児クラスの約20人を受け持つ保育士6人のうち、30〜40代の女性3人によって行われていた。ある園児は足をつかまれ宙づりにされた後、真っ暗な排せつ室に放置されていた。ズボンを無理やり下ろされたり、カッターナイフを示して脅された園児もいた。3人はいずれも懲戒処分となり、このうち1人は依願退職した。残る2人も退職予定。市によると、園側は保育士による暴言や虐待行為を口外しないよう求める誓約書を、全ての保育士に書かせていた。



志らくは「私も小さい子供がいますからね、ぶん殴ってやりたいって気持ちはもう当然でしょうし、なんでそんなことができるのかってことですよね。そりゃあ子供っていうのは大変だからついカーッとなってっていうのが、百歩譲ってその時にあったっていうのは分からないでもないんだけども、それが3人でもってのべつやってたっていう、人間の面の皮を被った悪魔としか思えない。退職すりゃいいってもんじゃない。これはとんでもない犯罪だから名前と顔をさらして法の裁きを受けるべきですね」と語気を強めた。