「SLIM」は、精密な着陸技術の実証と月の岩石などを調べるため、日本初の月面への着陸を計画している、JAXA=宇宙航空研究開発機構の無人探査機です。
高さおよそ2.4メートル、重さおよそ200キロで、デジタルカメラなどで人の顔を認識するのに使われる「画像認識」の技術を応用することで、クレーターなどの地形の情報を識別して探査機の位置を把握し、誤差100メートル以内で目標地点に着陸することを目指しています。
JAXAは「SLIM」などを搭載したH2Aロケット47号機について、ことし5月の打ち上げを目指していましたが、新型ロケット「H3」初号機の打ち上げ失敗の影響を見極める必要が生じたため、打ち上げ時期が8月以降に変更されています。
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