インク再生会社が敗訴、大阪地裁 キヤノン仕様変更「適法」

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 プリンターのインクカートリッジの仕様を変えてリサイクル品の販売を妨げたのは違法として、リサイクル品の製造販売会社「エコリカ」(大阪)が大手精密機器メーカー「キヤノン」(東京)に仕様変更の差し止めと3千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が2日、大阪地裁であった。
谷村武則裁判長は、仕様変更を「違法ではない」と判断し、エコリカの請求を棄却した。


 谷村裁判長は、インクの残量表示がなくても印刷自体は可能で、消費者らはキヤノンの純正品の購入を余儀なくされたとは言えず、抱き合わせ販売には当たらないと指摘した。