最近都市部では当たり前のように見るスケートボード禁止の看板。

「なんでわざわざ街中で練習するの?? 全く理解できない!」「見るからに危険。わざわざ人がいるところでやらないで!!」
ごもっともな意見でしょう。
禁止にしたい気持ちもわかります。
一昨年の東京オリンピックに端を発したブーム、それに伴い飛躍的に増加したスケートパーク。競技としての環境が整ってきた今は、多くの人がこのように考えるのも仕方のないことだと思います。

でも、多くの愛好者が、なぜ街中(ストリート)でスケートボードをするのかを”真剣に”考えたことはありますか?
街中で滑る愛好者の方々と、真面目に”話し合って”解決しようとしたことはありますか?
おそらく冒頭のように思う方の大半は、今までスケートボードにほとんど触れたことがなく、イメージや見た目、またはそれに伴ったマスメディアの報道などを通して、自然とマイナスな印象をもっているのではないでしょうか。
確かにまだまだスケートボードはマイノリティな存在かもしれません。興味のない方からすれば理解し難いのもわかります。でも社会的に存在が認知された今だからこそ、多様化の進む現代だからこそ、必要なのは相互理解ではないでしょうか。