ジャニー氏は地方公演で13歳のジュニアを襲った「涙が止まりませんでした」元ジュニアの橋田康氏(37)が実名・顔出しで告白

 事件が起こったのは1999年、地方の公演先でのこと。彼は中学1年生だった。仕事が終わると事務所が用意したホテルに、数十人のジュニアたちと泊まった。事務所スタッフから部屋が2人ずつ割り振られ、鍵を渡された。

 公演の疲れもあり、同部屋の友人ともども、電気を消して寝ていた橋田氏。深夜、突然「ガチャッ」っとドアが開き、人が入ってくる気配に気づいた。

「ジャニーさんのそういう(性的な)噂は少しだけ聞いていましたが、信じていませんでした。『こんなに優しくて良い人が』と。でも布団の中にゴソゴソと入ってきて……」

 すぐにマッサージが始まった。身体がこわばる。ジャニー氏は無言のまま手を動かし続けた。

「『何だろう、これ』と、怖くて固まっちゃって。体感で1時間ほど続きました。だんだん疲れてきて、フッと力が抜けた瞬間、下着を下げられました」

 13歳で、まだ性行為の経験も無い。暗くて見えず、一体、何が行われているのか、分からなかった。

「ウエットな感触だったので、きっとそう(口で)だったんでしょう。射〇そのものが初めてだったので、何か出てしまったことが一番怖かった」

行為以来、待遇や仕事に変化が

 するとジャニー氏は、別のジュニアの寝ている隣のベッドへと移動した。ゴソゴソと音がし続けたが、寝たふりを続けた。「何だったんだろう」と当惑する橋田氏。しばらくしてジャニー氏が部屋を出ていくと、ベッドから飛び起きて、風呂場へと駆け込んだ。

「本当に傷ついてしまって、シャワーで洗っていると、自然と涙が出てきました。されたことの怖さというより、噂は本当だったんだという思いや、性の知識もなく、自分の体の変化も含めて、頭がこんがらがってしまった。ベッドに戻って横になっても、涙は止まりませんでした」

 翌朝、再びジャニー氏が部屋に入ってきた。風呂場の方に呼ばれて、「橋田、これ」と1万円札を手渡された。

「お金に関して、何の説明もありませんでした。自分の価値は1万円なんだ、と思いました」

 以来、仕事は増えていった。例えば音楽番組では、それまでは夜9時頃までに帰らされていた。だが深夜まで収録をし、タクシーチケットを貰えるようになった。ドラマ『熱血恋愛道』(日本テレビ)への出演も決まった。

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