マーティン・スコセッシ「沈黙」を見て価値観の違いに震えたんやが
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キリスト教信者の視点だと「信仰奪われて可哀想」となるんか?
祈っても何もならん事にはよ気づけアホとしか思えんかった
遠藤周作はなんでこれを書いたんや? 信仰奪われて可哀想とかそういう話じゃないやろ
信仰捨てるか生きるかの葛藤で信仰を捨てて生き延びた奴にこそ救済が必要だというジレンマもある 神がいないことが正解じゃないし、信じることは自由だ >>2
そういうテーマならふつうに理解できるわ
キリスト教の人は踏み絵のシーンとか目を覆いたくなるんやろか?
それともワイとそんなに変わらん感覚で見るんやろか? なんかただの宗教映画になってたな
水面にキリストが映るのとか原作にあったっけ? 原作は読んでないんや
日本かぶれのイギリス人に原作を激推しされたんやけど読むの面倒で映画を観たんや キチジローの演技はよかったな
ちゃんとクズでイライラできたわw >>5
ということは原作は宗教ものではない感じで、共感しやすいのかな? スコセッシの映画って映像や俳優の演技はいいけどストーリーは微妙じゃね?
ディパーテッドとかウルフオブウォールストリート評価されてるけど何がそんなにいいのかわからん >>8
何度でも復活する感じがファンタジー感あってすごく良かった
対比や暗喩を効かせてるんやろうな >>9
原作だと宣教師の主への懐疑心みたいなのが割とがっつり書かれてた気がする >>10
そういうの詳しくないんやけどつまらなくはなかったで!
日本人こんなに英語喋れねーわと常に思いながら観てたけど >>10
ウルフオブウォールストリートの最後の『このペンを売ってみろ?』
あそこに資本主義の愚かさが集約されてると思ったな
価値のない物に値段がつけられて人間はそれによって狂っていく
エナドリとか酒とかもそうやん 毒やしゴミなのに >>12
そうなんや そっちの方がはるかに面白そうや >>16
ん?大名さまも貧乏百姓も英語を使いこなしてたで 日本人は自然にしか神を見出せないからキリスト教は根付かない
ってセリフにすごい納得感があった
西洋の人には分からない感覚なんかな
不思議な気持ちや >>20
映画のあれはローマ人が英語喋ってるようなもんや
当時の英語って共通語でもなんでもないしイタリア語かポルトガル語なはず 少し海外に住んでたことあるんやが
同じ人間とはいえ分かり合えない感覚がたくさんあると思った
ベースの宗教感が違うってのもあるんやろな
共感できないことが面白いという興味深い映画やったわ >>10
評価されとるのはグッドフェローズとかタクシードライバーやろ 作者の遠藤自身がキリシタンなんや
両方の目線を持ってるから読者は日本人が当たり前に持つものが外からどう見えるかが気付かされて面白いんや >>21
うん
ポルトガルポルトガルって何度も出てきたからそれならポルトガル語ではないんか?と疑問やったんやがそういうことか >>24
そうなんか!!!なるほどな
本読むのめんどくさいけど読みたくなってきた >>14
価値はあるんよ
ただその価値は儲けようとする人によって作られた価値ってだけで 遠藤周作の経緯は『死海のほとり』を読めばわかるで
キリスト教を信じながらも信仰への疑念も持ってるから人によっては何やこいつって思うかもしれんが >>30
チェックしてみる
最近色んなキリスト教の人と話したけど、意外とみんな真面目に神を信じてなくて へーそういうもんなんかと思った >>31
うーんなかった気がするけど覚えてないだけかもしれん >>34
なら実際に起きたことを正確には描写できてないんやね
ただ日本人がキリスト教を差別して排他したみたいな内容なんでしょ? >>32
結局、教育が充実して生活が豊かなら神なんて信じなくてもええんよな
映画でも死ぬ気で神を信じてたのは宣教師じゃなくて五島列島の百姓やが、彼らはただ貧しいから神にすがるしかない(信仰が生活に直結してる)ってだけで生活が保証されれば信仰なんて持たなくてもいい >>35
そんなことはない
むしろ宣教師側のロジックへの批判が主や というか現世に絶望してるから極楽に行きたいだけか百姓たちは
まあ何にせよ自分の利益のために信仰を使ってる点ではキチジローと変わらん
神がなんにもしてくれんと思えば棄教するまでや そもそも百姓達ご信仰しとるのはもはやキリスト教やないからな
大日様信仰や >>38
平民の不満を緩和・コントロールするために為政者が宗教を利用してきたと聞いたことがある
幕府が弾圧したのはそういう理由やろ? >>39
あのシーンよかったわ
宣教師の絶望感伝わってきた ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています