「僕たちにビザを!」 外国籍の子どもの在留許可を求めて署名活動
5/5(金) 21:00配信


仮放免の子どもに在留特別許可を与えるように求める署名活動をするBONDのメンバー=2023年5月5日午前11時58分、東京都新宿区高田馬場1丁目、平山亜理撮影

 「こどもの日」の5日、在留資格のない外国籍の子どもたちが合法的に日本で家族と暮らせるよう求める署名活動が始まった。難民申請中でも強制送還が可能になる入管難民法改正案が、衆院法務委員会で可決されたのを受けたもの。



【写真】仮放免の子どもに在留特別許可を与えるように求める署名活動をするBONDのメンバー=2023年5月5日午前11時34分、東京都新宿区高田馬場1丁目、平山亜理撮影



 親が在留を認められていないと、日本で生まれ育った子どもにも退去強制が命じられる。東京都新宿区のJR高田馬場駅前では同日、難民や外国人労働者を支援する団体「BOND」のメンバーら約10人が、チラシを配ったり、署名を呼びかけたりした。

会場では、メンバーが当事者のメッセージを代読。「自分の国籍の国のことは何も知りません。考えることも日本語でしか出来ない。僕は日本にずっと住みたい」「病気になっても、保険がない。僕たちにビザをください」などの声が紹介された。

朝日新聞社

https://news.yahoo.co.jp/articles/d6e5282532aa7b3937efdb9bdeb39fc972071173