https://www.cnn.co.jp/style/arts/35146633.html

米フロリダ州で開催された現代美術展「アートバーゼル」で、作品として展示されていた1本のバナナをアーティストを名乗る男性がその場で食べてしまう出来事があった。バナナをむき出しのまま壁にダクトテープで張り付けたこの作品には、12万ドル(約1300万円)の値が付いていた。

作品はイタリアの著名なアーティスト、マウリツィオ・カテラン氏によるもので「コメディアン」と題されている。7日に会場を訪れたジョージア出身のアーティスト、デービッド・ダトゥナ氏は、おもむろにバナナに近づくと、ダクトテープをはがしてバナナを手に取り、皮をむいて食べてしまった。

居合わせた大勢の来場者は突然の出来事に驚きながらも、まったく悪びれることなくバナナを平らげるダトゥナ氏の姿を面白そうに眺めたり、スマートフォンで撮影したりした。

あれはバナナではなく1つの概念(コンセプト)。食べたのはアーティストのコンセプトに過ぎない

斬新すぎるやろ…